コーカサス 3回目のマット交換
昨年12月にマット交換を行ってから2ヶ月半が経過したコーカサスの幼虫たち。
もう少し引っ張る予定でしたが、特にオスのマットで白カビらしきものが発生してきましたので9頭すべてのマット交換を行いました。
まずはメス。
38g→32g(ー6g)
51g→50g(ー1g)
35g→52g(+17g)
59g→59g(±0g)
大幅に増えている個体も1頭いましたが、残りの個体は増減なしor少し減といった感じでした。
メスなので1年以内に羽化してくる個体もいることを考えると、もう大幅に体重が増えるようなことはなさそうですね。
また、現在飼育しているマレーコーカサスのメス成虫の体長は約50mm~65mmとされています。
少し前に羽化したヘラクレスのメスが最終体重65gで65mmだったので、露骨に小さい1頭以外は平均的なサイズに収まりそうです。
続いてオス。
66g→73g(+7g)
66g→74g(+8g)
60g→75g(+15g)
66g→78g(+12g)
71g→86g(+15g)
ほとんどの個体が70g台。体重は伸びてはいる、伸びてはいるんだけど何か物足りない感があります。
1頭だけ86gとまあまあ期待できる幼虫がいましたが、半月後くらいにマット上に出ているのを見つけたので再度測定してみると73gまで大幅なダイエットをしていました(ノд`@)
孵化から8ヶ月が経過し、体も黄色くなって来てるのでこれ以上成長することもなさそうです。
コーカサスで長角を出すには蛹化用のセットを組んだり、蛹化前は低温で育てるなどの技術が必要ということはよく言われていることですが、そもそも体重が乗っていなければ意味がありません。
コーカサスには小型の長角個体がいない以上、技術云々よりまずは体重を乗せることが重要。具体的には90gはないと長角個体が羽化するかしないかの土俵にすら立つことができないと思っています。
現在のサイクルでの最大個体は78g。
もちろん羽化するまで飼育を投げ出したりするつもりはありませんが、初のコーカサス飼育は短角祭りになりそうな予感です