ユダイクスミヤマクワガタ飼育期 Part.2 産卵セット
ペアリングを行ってから数日間隔離生活をさせていたユダイクスミヤマクワガタですが、メスのゼリー食いもよくなり活発に動き出したので産卵セットに入れても問題ないと判断。
さっそく産卵セットを組んでメスをセットしました。
前回の記事はこちら↓
産卵セット
我が家ではいつも産卵セットには小ケースを使いますが、今回は中ケースを使用。
使うマットはMDカブトマットプロ改。
ミヤマの産卵には黒土を使うのがセオリーですが、別に黒土必須というわけではないので産卵数のデータ収集もかねて黒土なしでセットしてみます。
ケース底から約5センチほどガチガチに固詰めし、さらにダミー材として加水を行っていない状態の産卵木をセットしました。
ミヤマは産卵木に産卵しない種類のクワガタですが、ダミー材を仕込んでおくと産みやすくなるという話なので今回は産卵木をいれてみます。
自然界では産卵した場所に朽木があるのは普通ですし、むしろカブトムシ幼虫なんかは朽木の下から出てくることも多々あるため、材産卵を行わない種類でも産卵木を入れておくのは理にかなっているように思えますね。
さらにマットを追加。
産卵木周りのマットを軽く詰め、最後に残りのマットをふんわりかぶせて完成です。
その後産卵させる環境で数日置き、再発酵などがないことを確認してからメスをセットしました。
管理温度は22~23度。
ヨーロッパミヤマは国産のものよりも気温の高い地域に生息しているようなので、飼育時よりも少し高い温度で管理します。
1か月ほど経ってからからメスを取り出し、そこからさらに約1か月半管理。
割り出しは8月中旬ごろに行う予定です。
ミヤマの寿命の短さから考えると、もう一度組めるかどうか微妙なところなのでこのセットでたくさん幼虫が取れることを期待して待ってみます。