これまでの増種を振り返る 前編
こんにちは!ゆうわなです。
私がカブクワ飼育を始めてから1年が経過。
現在までに11種26匹の幼虫/成虫を入手し、飼育してきました。
何か増種したときはそのカブクワについての記事を書くようにしていますが、このブログも記事数が増えてきて増種報告の記事まで遡って探すのが面倒になってきました。
ぶっちゃけ最近になって私のブログを訪れてくれるようになった人たちの中には「こいつは何のカブクワを飼育しているんだ?」と思っている方も少なくはないと思います。
そういった人たちのために、私が現在までに増種してきた11種類のカブクワたちを前・後編の2回に分けて時系列順にまとめて振り返っていこうと思います。
今回は前編。
2018年9月~同年11月に増種したカブクワたちを振り返っていきます。
2018年9月
1.コクワガタ
採集地:島根県
体長:43mm
飼育:2018年9月~
最初はコクワガタ。私が一番最初に飼育をはじめたクワガタで、このコクワガタから私のカブクワ飼育は始まりました。
昨年の9月に地元で初めての昆虫採集を行ったときに唯一捕まえることのできたクワガタであり、この個体を見つけたときの興奮は今でも忘れられません。
今年の昆虫採集では昨年は捕まえることのできなかったカブトやノコギリ、結構レアなヒラタなんかも捕まえましたが、このコクワを捕まえたときほどの感動や興奮を得ることはできませんでした。
おそらくあのときの興奮を超えるようなことはもうないかもしれません。
そういうわけで非常に思い入れが強く、私に最初にカブクワ飼育や昆虫採集の楽しさを教えてくれたクワガタです(´ω`)
2.グランディスオオクワガタ
産地:ミャンマー・チンヒル
体長:♂ 64mm ♀ 45mm
飼育:♂ 2018年9月~
♀ 2018年9月~2019年7月
2種類目はグランディスオオクワガタ。外国産で一番最初に飼育&ブリードをするのなら、思い出深いカブクワにしたい!という気持ちで選びました。
私が初めて飼育をした外国産クワガタであり、ブリードを目的として購入したクワガタでもあります。
何故グランディスだったのかといいますと、私が小さいころにはまっていた「甲虫王者ムシキング」でいちばん好きなクワガタだったからです。
その当時、グランディスのカードは持っていませんでしたが、そのフォルムと世界最大のオオクワという肩書きには子供心には非常に魅力的でした。
そういった経緯から初の外国産はグランディスオオクワガタ、その中でも一番大きくなると言われている亜種moriyaiにすることに決めました。
残念ながら産卵セットを組む直前にオスがメスを殺してしまったため1つも卵を採ることができませんでしたが、グランディスは寿命も長いですし余裕があればまた挑戦したいと思っています。
グランディスの紹介記事はこちら↓
2018年10月
3.ヘラクレスオオカブト(幼虫)
産地:グァドループ島
孵化:2018年9月頃
飼育:同年10月~
3種類目の増種はヘラクレスオオカブト。初の外国産カブトで、私が唯一幼虫で購入したカブクワです。
ヘラクレスオオカブトはカブクワ飼育を始めることを決めたときから飼育することを決めていた種類の1つでした。
ヘラクレスを飼おうと決めたわけは、子供のころに友達が飼育していた実物を見ていたこと、大学生になって上京してから専門のショップで150mmを超える成虫を見たことが1番の要因ですね。
現在3頭いるオスは蛹になる様子がまだ見られませんが、ショップで見たヘラクレスのような立派な個体が羽化してくるのが楽しみです。
立派なやつが羽化してくれるかはわかりませんが(^_^;)
ヘラクレスオオカブトの紹介記事はこちら↓
4.二ジイロクワガタ
産地:クイーンズランド
体長:♂ 55mm ♀ 36mm
飼育:♂ 2018年10月〜2019年2月
♀ 2018年10月~2019年4月
4種類目は二ジイロクワガタでした。
こいつもヘラクレス同様、事前に飼育することを決めていた種類です。
ニジイロクワガタに関しては飼育しようと思ったきっかけというきっかけはなかったですが、しいて言うなら「世界一美しいクワガタ」と言われる本種がどれほどのものなのかを自分の目で見てみたかったからでしょうか。
ちなみに、同じ種類でも多様な色の個体が存在することを私が知ったのは本種の飼育を始めてからでした。
そういった意味では、ニジイロクワガタは私に色虫の存在とレッド系、グリーン系、紫紺系などの色々なカラーを持つ個体がいるということを知るきっかけになったクワガタと言えますね。
二ジイロクワガタの紹介記事はこちら↓
ちなみに、翌年の2月にも二ジイロクワガタを購入しています。
最初に購入したペアよりも少し緑が強いです。
こっちのペアの紹介記事はこちら↓
2018年11月
5.メタリフェルホソアカ
産地:インドネシア ペレン島
体長:♂ 77mm ♀ 27mm
飼育:♂ 2018年11月~2019年4月
♀ 2018年11月~2019年2月
5種類目はメタリフェルホソアカクワガタ。
このメタリフェルホソアカクワガタは、今まで一度はどこかで名前を聞いたことや実際に見たことがあったカブクワではなく、私がカブクワ飼育を始めてから知ったクワガタでした。
また、初めてのホワイトアイ(アルビノ)個体の飼育でもありました。
こいつもブリードをしようとした矢先にオスがメスを殺してしまったためにブリードは断念しましたが、最近もう一度挑戦してみたい気持ちが起こってきたので近々購入してブリードに再挑戦するかもしれません(`ω´)
メタリフェルの紹介記事はこちら↓
2019年12月
6.マルスゾウカブト
産地:ペルー・イキトス
体長:70mm
飼育:2018年12月~2019年2月
2018年最後の増種はマルスゾウカブト!
メスだけだったけど、これが初めて飼育した外国産カブトの成虫であり、私が購入したカブクワの中で1番思い出深い個体です。
それというのも、もともとこの個体は使用済み個体で標本用として格安で出品されていたものでした。
ただ、標本用とはいっても交尾はしているし卵を産む可能性は十分にあるだろうと私は思い、購入して産卵セットを組んでみたところ3つの卵を採ることができ、さらに3つとも孵化させることができました。
残念ながら標本用として購入したこのメスは腐敗のために標本にすることはできず、さらに孵化した幼虫のうち1頭は死んでしまいましたが、残りの2頭は無事に大きくなってくれました。
数は2頭と少ないですがメスが残してくれた貴重な幼虫たちなので、これからも大切に飼育していこうと思います。
マルスゾウカブトの紹介記事はこちら↓
今回はとりあえずここまで。
次回は2019年2月〜現在までに増種したカブクワたちを振り返っていきます。