フォルスター・キヨタミの産卵セット割り出し
こんにちは！ゆうわなです。
半月前に組んだフォルスター・キヨタミの産卵セットの割り出しを行いました。
手間かけて作ったバクテリア材のおかげか卵を採ることはできましたが・・・
予想外の出来事
本当は１ヶ月半くらい経って卵が孵化して材を食べ、木が柔らかくなって割り出しがしやすくなるまで待つつもりでしたが、地元に帰る前にエサが枯渇しないようにと大量に入れていたのが災いしてか大量のダニが湧いてしまいました。
その様子をアップするのはやめておきますが、とにかくすごかったですね。ゼリーや材の裏にびっしりとくっついていました。
白いダニだったので影響はなかったかもしれませんが、なんとなく卵の中身を吸われてしまう気がしたのと単純に見栄えが気持ち悪かったので予定を早めて割り出しを行いました。
割り出し結果
割り出しの結果、卵４つ（うち１つは既に腐敗）を採ることができました。
フタマタ系はカビが生えると産卵をしないと言われていますが、材を見てもカビは繁殖していなかったし、こうして産卵をしているということはバクテリア材として機能していたといってもいいでしょう。
自分で考えて作った材やマットで今回のように産卵をしてくれていると嬉しいですし、自信になりますね（´ω` ）
それと、これは割り出しをしてて気づいたことですが、フタマタ系は材の表面に産卵をすると言われていますが本当にごくごく表面にしか産卵しないんですね～
正確には材を少し削って卵を産み、削りカスを削った場所へ埋め戻すように卵にかぶせるといった感じでした。
材を割ったりする必要がなく、削りカスが溜まっているところの周辺だけを少し削るだけで採卵できるので、材の表面がまだ残っていれば１度使った材も再利用することができそうです。
また、材の表面が完全に削られて硬い部分しか残っていなくても、オオクワガタのようにメスの顎の力が強いクワガタなら問題なく産卵材として使えそうな気もします。
自分オオクワガタ系のクワガタのブリード予定がないので試せませんが（笑）
卵のその後
採れた３つの卵は産卵セットの材埋め込み用マットに入れて管理し、割り出しから３日後にはそのうちの１つが孵化しました！
孵化を確認できたときはいつも感動してしまいますね（；ω；）
１頭目が孵化してから約１週間後には２頭目も孵化してきました。
再セット
残りの１つは残念ながら孵化せずに腐ってしまいましたが、２頭の幼虫を無事孵化させることができましたが、２頭だけではまだまだ足りないのでさらなる爆産を目指して再度セットを組み直しました。
再セットする理由は２つ。ひとつは当然といえば当然ですが性別が偏った時点で終わりだから。もうひとつは累代が進んでいること。
１つめの問題はどこかから別個体を購入してきてアウトブリードすれば解決ですが、問題はもうひとつのほう。
この幼虫たちの累代はCBF4。少し累代が進んでしまっています。
現在うちではパプアキンイロクワガタ（F4）の蛹化ラッシュが来ているのですが、蛹化した５匹のうち無事に蛹化できたのは１匹だけ。残りはすべて頭に幼虫の殻がくっついてしまっています。いわゆる「蛹化不全」ってやつです。
そのうちのほとんどは蛹のまま死んでしまいました。
原因をいくつか考えてみましたが、飼育環境は同じなので蛹化不全が連発する原因は累代の深さだと私は思っています。
なのでもう少し幼虫の数が欲しいわけです。
不全などで落ちてしまっては元も子もないので。
というわけで再セットをしました。
マットは前回の産卵セットで使用していたものを冷凍して再利用、材はあらかじめ１月前から仕込んでおいたバクテリア材を使用しました。
ここにメスを投入して再セット完了です。
今回は長い間家を空ける予定はないのでダニが湧くことはないと思います。
なのでセット期間は１ヶ月と行ったところでしょうか。
これからも累代ができるかがかかっているのでマジで頼みます ( －人－)|||~~~ﾅﾑﾅﾑ
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