虫の日:クワガタブームと輸入解禁

んにちは!ゆうわなです。

 

 

今日は2019年6月4日。みなさんご存じ「虫の日」 です。

それと同時に、2019年は外国産カブト・クワガタの輸入が解禁されて20年の節目の年でもあります。

 

 

 

今から20年前の1999年、それ以前では密輸などの違法取引でしか手に入れることができなかった外国産のカブトムシ・クワガタが、同年4月のニジイロクワガタの輸入解禁を皮切りに、11月にはヘラクレスやギラファなど計44種の輸入が解禁され、一般の人でも合法的に外国産カブト・クワガタを入手できるようになりました。

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↑外国産カブクワ初の輸入解禁種であるニジイロクワガタ。

今でこそ数千円程度で購入することができますが、輸入解禁直後は数十~数百万単位で販売されていたようです。同じ年に80mmのオオクワが1000万で売買されたそうなのでこのくらいの値段設定は妥当だったのでしょうか?

 

 

この当時はクワガタブームの真っ最中。菌糸ビンなどでの飼育方法の確立によりオオクワガタを簡単に大きく羽化させることが可能になっていき、みんながこぞってオオクワの大型化を目指していた時期です。

そこに日本のカブトやクワガタとは異なる外国産カブト・クワガタの輸入解禁が重なれば飼育人口が増えていくのは明白でしょう。

 

 

しかし、一部の種類を除いた大半の外国産カブクワは入手の容易さ・ブリードのしやすさから価格が暴落していきました。上で挙げたニジイロクワガタなんかはその最たる例です。結果クワガタ熱は沈静化し、ブームは終わりを迎えました。

 

 

私は輸入が解禁された1999年の生まれのため、当時の様子を知ることはもちろんできませんので今と比べて当時のカブクワ界にどれほどの熱量があったかはわかりません。

 

しかし、このブームに乗じて多くの人がカブクワ界に参戦し、試行錯誤を繰り返してくれたことで当時超難関種と言われたオウゴンオニやタランドゥス、レギウスにはカワラ材やレイシ材が有効であることを発見し、これらのクワガタを容易に産卵・飼育をすることに多大な貢献をしてくれたことはわかります。

 

私たちも先人たちの努力を忘れることなく、10年後、20年後もカブクワ界を盛り上げていけるように頑張っていきたいですね。

 

 

 

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